「ぼうけん」に生きる
「チョコレート」という言葉は、文字どおり甘くてなつかしい記憶と繋がっているような気がします。食べると、ホッとするのはなぜなのか?
その理由をさぐる心理学的アプローチも研究されていますが、生理的・物理的な観点からは、チョコレートに多く含まれるマグネシウムの効果によるところが大きいと考えられています。マグネシウムは「しあわせホルモン」とも呼ばれるセロトニンが合成されるのを助けたり、抗ストレス効果もあるとされています。そして、マグネシウムはハイカカオチョコレートには、より多く含まれているとか。(井上浩義.“6 チョコレートの心理的作用”.カカオでからだの劣化はとまる.世界文化社 2017)
チョコレートをどんなときに食べるか。これからもうひと頑張りしなければならないとき、ひと息つきたいとき、気持ちを落ち着けたいとき etc.
私の場合は、よい事もわるい事も含めて、自分の周りで起こっていることを整理して考えたいとき、夜チョコレートを食べるともつれた糸がほどけて落ち着いてきます。確かに、良質なチョコレートほど、その繊細な味が心に(からだにもか?)しみてきます。ちょっとした悩みなら吹き飛ぶ(大きな悩みは吹き飛ばない)。
(このパッケージもいいよなー)とひとり悦に入ってチョコレートを食べるのも、またしあわせなひととき。
これもかわいい。ほら、彼女(メンドリ)を見ていると、些細なことなどどうでもよくなってきませんか。
それともうひとつ、最近私が発見したこと。たいていの悩み、不安ごとは、これは冒険の一部なんだ、と思うと、うまく付き合うことができます。
子どもの頃、本の中の勇敢な主人公に憧れたときのことを思い出して。「ぼうけん」なんだと思って、今日もうまくやり過ごしています。
私の「ぼうけん」の原点は何かなぁ、と考えると、やっぱりこれ!
今日も「ぼうけん」に生きてます。