わくわく
最近、学生さんから連絡をいただき直接お話をする機会が増えてきた。
少し前には、インテリアや建築を勉強している大学生の方。
シャッター商店街の在り方やストリートファニチャーの提案などをテーマに卒業研究をしているとのこと。
先週は、高校三年生。大学ではフェアトレードを学びたいので、チョコレートの話を聞きたいとのこと。
私は決して、チョコレートの専門家ではない。チョコレート愛好家とでも言うべきか。
ちょうど料理を仕事にしていても、シェフ、料理人、料理研究家、料理愛好家など、さまざまな肩書があるのと同じ(だと思っている)。
私も、若い方が考えていることを知るのは楽しいので(親目線)、だいたいの場合お受けする。先週は一学期の終業式を終えてから、自転車で砂山まで来てくれた。
本や写真を見ながら、私が話せることをお話する。
専門家ではないけれど、チョコレート愛好家ならではの視点で。
学生のお二人はどのような夏を過ごされるのだろう。
わくわくする気持ちが透けてみえるようで、
将来を見つめるきらきらしたまなざしから、私も元気をもらう。
私も、自分の「わくわく」をもう一度見つける夏にしたいと思う。
そのために、夏休みはチョコレートの、本当に個人的な勉強に行ってきます。
ヨーロッパに、と言いたいところだが、東京に。
いつか、お互いの「わくわく」を報告し合えるとよいですね。
大学生、高校生最後の夏が実り多いものになりますように。