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書けば書くほど

昨日は、鴨江アートセンターで行われた浜松市主催の多文化共生イベント「世界のクラフトチョコレートを食べ比べ 世界のチョコレート事情」にスピーカーとして参加させていただきました。私の拙い話を熱心に聞いていただきありがとうございました。

ノネットをオープンさせて5か月、色々な場面でお話したり文章を書いたりすることがあり、そうすることによって自分の考えていることが整理され、言葉にならなかったことが浮き彫りになってくるのを感じてきました。ブログを書くこともそうです。

ほとんど更新することがなかったブログをまた始めようと思い立ったのは、私の友人のおかげ。

サラメシや翼の王国(ANA機内誌)でもおなじみ、今や「お弁当の人」となったご夫婦、妻のライターの彼女と出会ったのは、17歳のときに交換留学生として渡米して、乗り継いだサンフランシスコ行きの国内線の中だった?

 彼女がお弁当ととことん向き合って、現在につながる過去の自分とも向き合って、こんがらがった糸を解いていく過程が書かれた本を読んだのがきっかけです。

 これを書くのに5年かかったって言ったっけ?

 そして、最近読んだ、ニットデザイナーの三國万里子さんのエッセイ、

「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」、も書きたいと思わせてくれました。

編めば編むほどわたしはわたしになっていったことを書くことで、またわたしがわたしになっていく。それを読んだ人も、わたしはわたしでいいんだ、と思えるすてきな連鎖です。

 そうそう、「おべんとうの時間がきらいだった」の中に私もちょっとだけ出てきました。わかった人がいたらすごい!粗品をあげたいくらいです。