階段を下るように
老化は階段状にやってくる。
ゆるい坂を下るようなイメージではなく、結構大丈夫じゃん、と思っているとある日突然一段下がる。
私も例外ではく、かつてランナー(大したことないランナー)だったのも、ヨガを熱心にやっていたことも、遠い昔のようで貯金はつきた。
体重が増えたことは言うまでもないけれど、最近、身体のあちこちが痛い。
今は首が痛くて、運転しているときには、ゆっくりと、なるべく上半身もいっしょにひねって目視している。
いつもどおり道を歩いていると、急に突進してきた大型トラックを避けることができずに轢かれてぺちゃんこになる哀れな若者。アメリカで見た、そんな展開が描かれた新聞の4コマ漫画をなぜか強烈に覚えている。そのトラックには「Old age truck」と書かれていた。アメリカ人の好きなテーマらしく、このネタは何回か見たことがある。
おそらく、1990年代のアメリカ。
それ、いまの私じゃん!と、突然また思い出した。
今週私は、ピラティススタジオに入会した。
今年成人する長女を出産した後に少しかじったのが最後、ほぼ20年ぶりだ。
ここのところ何かと忙しいが、時間は作るもの。
私は、これしかやらない(例えば、りんごしか食べないとか)、
これはやらない(例えば、炭水化物は食べないとか)というのが苦手だ。
何かを減らすより、何かを増やすほうがストレスが少ない。
ピラティスレポートをお楽しみに。